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クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

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  • 05/07/13:59

01.09.

チェーン & マグネトー

年末・年始とまとまった時間がとれたので

忍耐だけが勝負のチェーンの組み立てに入った。

 

1/9用のコスモズファクトリーのチェーンではなく

1/8用に友人が作ったエッチングを利用。

切り出したエッチングのコマを2本の0.45mm虫ピンに通して

鉄やすりで削って形を整える。

 
ローラーは直径
1mm、穴の直径0.5mmの真鍮パイプを使用。

ローラーの幅が0.1mm以上も誤差が出ると

チェーンを組んだ時によれが生じる。

そこで、旋盤に軽く咥えさせ、カッターの歯をはめ込み

ぴったり1mm幅で切り出していく。

   

 チェーンを留めるのは、0.5mmの虫ピン。

その頭は案外と大きく、そしてぽっちゃりと丸いので

このままでは、チェーンのコマをしっかりと留められない。

そこで、11本ルーターで削り、頭部分を0.1mmくらいに薄くする。

(写真はかなり拡大しているが、このピンが0.5mmの直径)


虫ピンでかしめる前に、写真のように1つのペンチに咥えさせた状態で

もう1つのペンチでギュッ!と引っ張る。(引っ張っているのは右上のペンチ)

     

引っ張り切ったところで、かしめる。これで外れる心配はなし。

写真にあるさびたペンチは、かしめるのに丁度よい噛み合わせのあるもの。

 

次にギアの作成。

簡単に歯の位置を示す設計図を描き、1mm厚のアルミ板に貼り付ける。
それにあわせて、0.5mmドリルで穴をあけ、1.3mmまで穴を広げていく。

これをキットのギアに置き換える。
  

チェーンをピンと張るには、実車同様、ギアボックスの位置を変動させて調整。

   
 

プライマリーチェーンができたところでマグネトーの修正にはいる。

キットのものは、マグネトーの留め具まで一体成型になってしまっているのが残念。

留め具部分を削りおとし、ネジ部分の形状はハンダを盛って削って修正。

   

円盤の部分は、10mmアルミ棒から削り出し。

旋盤に加えさせている状態で、旋盤の歯をあてて周囲のギザギザ部分を作る。

 

留め具は、0.2mm洋白板で作成。

2つの留め具を締めるためのボルト径は0.8mm。これを六角ボルトで留める。

既成のボルトでは短いので、0.9mm真鍮パイプを使って継ぎ足し、ハンダづけ。

留め具のネジ留め部分を強化するため(だろう)の円柱部は、1.2mm真鍮線で作成。

これに0.9mmの穴をあけてボルトが通るようにする。

     

エンジン下部も実車と同じように、留め具を付ける場所を作成。

(この構造の写真を探すのに、物凄く時間がかかった…)
 

 

マグネトーをここまで拘っているのに、

キャブのシリンダーを作っていないというのは、手抜きか…と思い

キャブを解体し、穴をあけ、真鍮棒でシリンダーを作成。
  

Amal GPキャブの構造図を参考につくるが、
シリンダーの形状は
一部しか見えないので手抜きにする。

苦労して作り直したが、シリンダーがほとんど見えないのが残念。

(キャブ横の縦部分にはニードルが入っているのね。構造図を見て初めて知った)

 

プライマリーチェーンとマグネトーがついて、よい感じになってきました!

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