05.07.
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10.27.
チェーン・スプロケ・ワイヤー / パイプ類
怠慢していないで、チェーンを組むことにした。
太いタイヤを履いているので、それに見合うようにチェーンはいつものコスモズ製1/9用のエッチングコマではなく、ちょっと大きめ1/8に見合うくらいのコマを使用。
ローラーは1.2mm真鍮パイプを 1mm幅で作成するのだが、手作業では0.1mm前後の誤差が出てしまうので、旋盤にカッターの刃をはさみこんで切り出していく。ピンには、志賀昆虫のNo.6(径0.65mm)の虫ピンを使用。ピンの頭が大き過ぎるのでルーターに1本ずつ咥えて、0.2mmくらいの厚みになるまで地道に削っていく。「やれば終わる…」「いつか終わる…」と唱えながらローラーとピンは120個。コマは240枚の形を整えた。ただ1コマの幅が3mmほどと長く、通常よりもずっと少ないコマ数で足りてしまった。実際に使用したのは ローラー68個・コマ136枚。最初にちゃんと測って計算すればよかった…
組み上がったチェーンをあてがってみると案外いい感じ。やる気が出てきたところでスプロケも再度作り直す。今回は何故かちょっと削り過ぎるという失敗をして、ほんのちょっとだけだがチェーンが浮いてしまったので作り直した。微調整までするとスプロケ1枚に2時間もかかってしまうので(時間かかり過ぎ?手際が悪い?)結構面倒くさかった。スプロケを2枚重ねてある写真の上のものが、ローラー半分ほど(つまり0.6mmほど)直径が短い。
スプロケとチェーンをあわせてピッタリ合っていることを確認した上で、内側を繰り抜き、更にボルトで固定できるようにする。
ドライヴ側のスプロケも作り(これは歯が少ないのですぐ完成)リアーブレーキの周囲に可動できるように取り付け(スピードメーターワイヤーの取出し部分も作る)フレームに取り付けてみる。よい雰囲気なので、チェーンを仮止めしてみた。テンションがちょっと緩いのかチェーンが少しだけよれているのが気になる…
次にアクセルワイヤーの取り付け部分を作る。
まず本体(?)は0.6mm厚のアルミ板から削り出す。後は真鍮パイプやアルミパイプを適当に組み合わせ、可動できるように留めていく。キャブの上部にワイヤーとともに取り付けてみると、案外と存在感があった。
さらにガソリンパイプとコックを作る。
これも適当にパイプを組み合わせて作るが、キャブのフロートとガソリンパイプとの接合部分にあたる謎の部品(?)の六角ボルトが、高さがあり過ぎて既成のボルトでは代用ができない。仕方がないので、径6mmのアルミ棒から六角ボルトを手作業で削りだす。(地道~)
タンクの内側を埋め、ガソリン取り出し口を加工して、パイプを取り付けてみる。
あとは、ジェネレーターとコンデンサーの配線取付け部分を加工して各種ワイヤー類を仮組みしてみた。
ジェネレーターへの線が太すぎるので修正。アドラーズの「超極細リード線」なるものを使用する。0.4mmの線なのに先端のビニールをはがすと内側に数本の銅線(?)が入っている。それを撚って輪にして半田でとめる。それらを黒チューブでまとめてから、ネジで取り付ける。
フロントブレーキ固定ステーも作って組み込みを確認したので、後は,ぜぇ~んぶバラして塗装だけ?いやいや、折角ここまできたのだからハンドル周りも拘り、リアブレーキライトも作りましょうかね…
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