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クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

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07.27.

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  • 07/27/00:47

01.14.

1/35 模型の模型


 
歳をとって目がもっと悪くならないうちに、ストックしてある 1/35 のバイクを作ってしまおう…と新年に思った。何から作ろうかと思ったが、昨年完成させた 1/9 をさらに約1/4にしてみることにした。ベースキットはミニアートとイタレリ。
 
最初の写真は大まかな部品が出来上がった上での仮組み。
この状態に至るまでの各部品制作状況の記録ということで、まずはスポーク。
  
キットのエッチングを使用して、サンドイッチ方式のタイヤを組み立てる。エッチングスポークもなかなかよいが、0.2mmと太く、また、棒状ではなく平らなのが分かってしまうので、エッジを落とすように削ってみた。ガタガタに見えるのが気になる。塗装段階で修正できるだろうか…
  

次にエンジン製作。写真のようにキットのエンジンフィンは酷く潰れて歪んでいるので、フィン間の溝を掘り直し、さらに、ランナーを薄く削り採った0.1mm薄のプラ版(?)でフィンを作る。拡大写真だと大して歪みが直っていないように見えるが、塗装してしまえば(そして実物は小さいので)それなりに見える。
  
エンジン下部エキパイ側も、キットの状態ではフィンの右側が角ばっており、形状もおかしいので削り、ロッドも 0.6mmと0.9mmのステンレスパイプに置き換え、さらに 1mmの六角ナットも付け加えた。ジェネレーターの形状も正確な円筒になっていないので作り直さないとね。
 
   

次にフレームを修正。キットでは一体となっていたエンジン下部は切り離し、1/9 の時と同じようにシート下のフレームを削って高さを低くする。さらに、後部のフレームが湾曲してしまっているので、0.2mm洋白板でサドルを取り付けるステーを作り、それをフレーム間にはめ込むことで歪みを修正。ステーにはリアフェンダーとりつけ部分を、0.5mm洋白線の先を潰して半田付け。段々小さい部品作製に目が慣れてきた。
     
サドルは周辺を切り取って幅と長さを縮め、パテで形を整える。ミニアートのシートは柔らか過ぎたので、イタレリのキットのサドルで作り直した。バネは0.3mm洋白線を手巻き。
  

フロントフォークは、ミニアートのものは角ばり過ぎ。そして、これも素材が柔らかすぎて加工が難しいので、イタレリのキットのものを使用。バネは0.5mm洋白線。ちょっと巻き数が多すぎか…

フロントフォークを仮組みしてみたが、スプリンガーフォークの隙間が開き過ぎた。これはフロントタイヤをつけるステーが長すぎるので、穴を開けなおして短く加工。仮組みをしてみると、まぁまぁな雰囲気となった。


エキパイは形状が複雑なため硬いステンレスパイプでは作れない。太さも丁度良いものがないので、1.2mm径の真鍮パイプをペンチで曲げて作る。小さいので傷がついたり歪んだりするが、それらの部分に半田を盛って修正。メタルカラーを筆でさっと塗ってデコボコが無いか確認。極小部品には、メタルカラーがサーフェーサーよりも手軽で便利です。


タンクはキットのものは大き過ぎて削るのも大変そうなのでエポキシパテで作成。タンクにもサーフェーサーではなくメタルカラーを塗って確認しながら形状を整える。
 
リアフェンダーもキットのものは幅が広く、角ばり過ぎなので、短くカットしてから整形。

これらを組み込んでみると…

スポークとリムの接合部分が綺麗ではないので工夫が必要か… また、前タイヤのスポークが 1/9のスポークの張り方と違ってしまっているので印象が随分と違う… 結局、エッチングではなくスポークの張り直し? う~ん…大変そう。





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