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クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

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05.06.

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  • 05/06/15:32

09.17.

プッシュロッド ・ パネル類 ・ シート ・ チェーン ・ スタンド

シリンダーの横にあるプッシュロッドは、キットのものはヘッドと一体型になっている。これをロッドとヘッド部分に切り分ける。
何故プッシュロッドを切り分ける必要があるかというと、一体型のままだと、エンジン本体側に取り付けた後(オレンジの状態)、シリンダーを載せて組み立てることになるが、そうすると、図の緑の部分のように接合部分に隙間ができてしまう。
本来、この緑の部分は青の部分のように、その下部と一体型になっており、隙間は全くない。(青の部分は、エポキシパテで埋めてある)
そこで上部を一体型としてシリンダーヘッドに取り付けた状態で、プッシュロッドは、下から嵌め込んで組み立てる方法をとった。(’赤の状態)
次にブレーキ。一番左の写真はRAEのキットの部品。ブレーキと周囲のパネルが別パーツとなっている。
その右隣がBig6のもの。ブレーキパーツが全て1体となっているだけでなく、本来ブレーキの周辺ドーナッツ状のパネルが、なんとブレーキよりも低い位置になってしまっている。
そこで、ドーナッツ状のパネルを1mm厚のアルミ板をくり抜いて作成して、上から被せられるようにした。


エキパイやタンデム用ステップ、ホーンをつけるパネルは、ホワイトメタルだと簡単に歪んでしまうので、0.8mm厚の真鍮板に置き換える。また、フロントのパネルは0.5mm厚の真鍮板に置き換え、六角ボルトでフロントフォークに取り付けられるように加工。


シートはリア側が長すぎるのでカット。リアフェンダーと干渉する部分のえぐり部分を作る。シート下部はホワイトメタルなので、強引にペンチで歪めて作成した。
また、シートの形状が角張過ぎていたので、裏にエポキシパテを詰めてからサイドを丸く削りおとした。


シートを支えるステーは、下部だけキットのものを使いロッドはステンレスパイプに置き換え、円形部分はアルミ板を旋盤で挽いて作成。それをネジで留められるように加工。
さらにスイングアームとシートに取り付ける部分は真鍮板で作成。


チェーンはエッチングを一コマずつ組み立てるが、今回は、特注されたらしいステンレス製のローラーを使用する。「ローラーにはめ込めばよいだけ」との説明だったが、ローラー中心部に段差があり、内側のチェーンの穴を1mmに、外側のチェーンの穴を0.8mmに変えなければ、綺麗に組み上がらなさそうなので、1コマ1コマ丁寧に穴を開けていく。あとはカチリカチリとはめ込んでいけばよいだけ。


組立たチェーンには、キットのスプロケットが合わないので、いつものように設計図を描いた後、1.5mm厚のアルミ板にドリルで穴を開けてスプロケを作成。


エンジン下部につくプロップスタンドとステーを真鍮棒と真鍮板で作成する。
模型自体の重量がかなりあるため、真鍮棒だけでは曲がってしまったため、半田を盛って強度を確保。取り付け部分は真鍮パイプを組み合わせて、これも半田を大量に使って強度を確保。

エンジンに取り付けるためのステーは0.8mm真鍮板。これをエンジンにボルトを埋め込み、ナットで組み込めるように作成する。また、スタンドの上部につくカバーも、実車どおりに六角ナットで固定できるようにした。


以上、エンジン以外の大枠はほとんど作ったはず… と思ったが、まだハンドル周りが残っていた…




 
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