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クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

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05.06.

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  • 05/06/16:32

12.13.

ハンドル周辺 エンジンカバー修正

前回から随分と時が経ってしまった… 
とりあえずスタンドを真鍮で作って、自立できるようにしてみた。
サイドスタンドの強度も充分。


次に各種レバー類の修正をする。レバーの短いものは、もとのホワイトメタルを溶かさないように慎重にハンダを盛って形状を修正する。レバーが細いので一度ハンダを盛って修正しても、接合部分が凹んだりするので、その部分だけ再度ハンダを盛って丁寧に形を作る。

また、クラッチやフロントブレーキのレバーはのっぺりしておらず、溝が入っているので(本当は折り曲げて作られている)それを再現する。内側が凸凹だが、後でヤスリで修正。


チョークレバーが前後のシリンダーそれぞれについているのだが、そのレバーの形状が平らになってしまっているので、キットのメタルを溶かさない程度に、ほ~~んの少しだけハンダを盛って修正する。まずは、レバーの先端部分にハンダを盛りヤスリで丸く削る。次にレバー自体の肉付けをしていく。2つのレバーを1塊で作るのは不可能だったので、もう1つレバーを自作し、ネジ留めにすることにした。更にハンドルバーに六角ボルトで取り付けられるようにする。


ハンドルバーとフロントのステーを取り付ける部品も、六角ボルトとナットで実車通りに留められるように加工。その他、レバー類も全て六角ボルト・ナットで留められるようにした。







次に右エンジンカバーのディストリビューターカバーを作り直す。キットのものは、円形も崩れていれば、ネジ部分も非常にだるい。小さなカバーに6つのネジを留める部分をどう作るかよい案が浮かばず、このために非常に時間がかかった。

まずは、0.5mm厚の真鍮版を円盤上に切り出し、真鍮パイプにハンダ付けしてから、旋盤で真円に加工。そして6つの切れ込みを入れる。そこに、1.0mm真鍮パイプをハンダ付けし、最後に全てを切り取り研磨。案外とよい感じに出来上がった!


さらにエンジンカバー自体の加工に入る。これも手をつけようかどうしようか迷った部分だが、内部のオイルラインがカバーの表面にまで浮き出て見える部分が、Vincentのエンジンの特徴でもあるので、結局手を付けることにした。

エンジンカバーにドリルで溝を掘り(写真なし)そこに、2.4mm、2.0mm、1.8mmの真鍮パイプをハンダ付けしていく。真鍮パイプはハンダ付けの後に切り取りやすいように、半分ほど最初に切れ込みを入れておく。そして、ハンダゴテを高温にし、その熱を真鍮パイプを通して本体に伝わるようにして、じっくり押し付けてうまく融合するまで待つ。
ホワイトメタルの本体が溶けだすギリギリでハンダゴテを離す。
きちんとした輪郭が浮き上がり、位置も修正できて非常に満足!
ついでに、Vincentのロゴも、彫刻刀で彫り直した。


左のエンジンカバーは、本体と形状が全く合わない。赤・橙・黄色の円で囲んだところを見ても分かるが、2mm以上もずれている!カバー側で長さが足らない部分はハンダを盛り、本体が大きすぎる部分は、形状が妙にならないように削りとって、どうにかピッタリ合うようになった。また、ジェネレーターカバーを真鍮版で自作。これは4つのネジ留め部分が残るように削り出して作成。ただし真鍮版では平たくなってしまうので、ハンダを盛って緩やかな盛り上がりを作った。


この後は、エンジンのオイルラインとキャブレーターを作れば、大体の部分が完成することになる。塗装は無理でも、年内に部品だけでも作りあげられるとよいのだが…







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