忍者ブログ

クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

06  ←    2025/07 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  ⇒ 08

07.27.

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 07/27/04:25

09.13.

1/8 AJS 7R (メタルキット)の製作再開

次のバイク模型は何にしようか… と考えたが、

作製途中で放棄していたもの(山ほどある)を完成させることにした。

一番古いものは、なんと12年前に手をつけ始めたもの。

AJS 7R 

バイク模型を熱心に作り始めて2~3作目のものである。

 

あぁ~ プロターのキットね… と思うなかれ。 

Big6 というイギリスのホワイトメタルキットである。

大きさは1/8。 完成すると約25 cm、重量1.3kgにもなる。 

当時、エンジンフィンをアルミ版から切り出して積層し、

オイルタンク・ギアボックスを仮組みすることまではしていた。

  


Big6  という会社であるが、このAJS R Matchless G45

そして、Vincent Black Shadow の3作だけが(多分)発売された。
AJS Big6社 最初のキットであり、発売は1977年!
1979年のModel Art誌(これも古いね!)に、Vincent発売の記事が載っているが

同時に、AJSの完成写真も載っていた。

 

12年前(2001年)、自分の手には負えなかったキットだ。っが

当時の技術で無理やり完成させなくて良かったと、今は素直に思う。
Model Art誌の写真に見える完成の姿は、上部が大きく歪んでいる。
フレームから作り直す必要がある。リアタイヤも大き過ぎ!? が、
それを満足の行いく形に修正できそうになかった。だから途中で諦めていた…

 

この珍しいキットの写真を紹介しておこう。左写真に2つの外箱が写っているが

大きい箱は、バイク模型の大御所から戴いたキット。(これに手をつけた)

小さめの箱は、数年後にUK eBayで落札した製作途中のもの。

外箱の変更だけではなく、シートがゴム製になっている他、
部品自体に改良の痕跡が少々認められる。組み立て説明も写真入りで丁寧になった。
これら
2つがあれば、大失敗しても大丈夫…  多分…

  


さて、12年ぶりの再開である。当然、気合が入る。

Mick Walker の”The AJS 7R”という本を購入し、詳細説明を読む。そして、

19481963のモデルチェンジの歴史を洗い出す。キットは1961年製がモデル。


さらに、いつの日か… と目にとまれば集めていた雑誌の切り抜きとネットで拾った写真(数百枚?)から1961年製らしきものを選び出し、眺める…
 
 

しかし、資料からは、車軸間距離、最低地上高、タイヤサイズ程度しか
外観上のスペックは分からない。(Matchless G50 も参考)

Rのメンテナンス資料も手に入れたが、それでも様々な寸法は不明。

 

そこで手持ちの写真から真横に近いものを選び、

1/8のサイズに拡大/縮小して大まかな設計図を作る。

基準にするのは、リム(19inch)と軸距(55.5inch)。

それぞれを 1/8 に換算すると 6 cm 17.6cmになる。
サンプル写真をリムの大きさに合わせると、だいたい車距も合う。
だが、写真は撮影角度のちょっとの違いで長さに違いがでる。

 


そこで、いくつものサンプルを計測し、その中から

もっとも実車に近いと思われる数値を割り出した。
さあ、どうなることやら…

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら