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クラシックバイクを中心にしたオートバイ模型の制作記    【このブログはPC専用です。スマホでは写真配置が妙になります】

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05.11.

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  • 05/11/02:14

10.02.

ブレーキ・メーター・キック・キャパシタ

細かい部品の制作は時間がかかるけれど、面白い。
バイクを作るより、部品を作ること自体が楽しいような気がしてくる。
スピードメーターは、7mmアルミ棒を旋盤で加工。ステーは角度をつけるために、ちょとだけ捻るってある。こういうことが簡単にできるのが、金属加工の良いところ。メーターワイヤー取り付け部は真鍮パイプとアルミ棒の組み合わせ。
   
次にバッテリーレス化をはかったのでキャパシタを作るが、これは4mmアルミ棒を加工。
段々と目が慣れてきて細かいものを作り慣れてきたので、プラグも作成することにした。WLのオリジナルのプラグをネットで検索してみたら、プラグの取り付け部分が結構ゴツイことが分かった。プラグは3mmアルミ棒を旋盤で細かい部分まで加工。3mm真鍮パイプに穴を4箇所開けた部品を作る。これはプラグを固定するものなのでしょうねぇ…よく分からないのですが、実車写真と同じように作ってみました(笑)
        
以上のものを、フレームに組み込んでみる。案外とプラグが目立つのが分かる。


次にリアブレーキを作成するが、キックペダルがマフラーと干渉しないのか気になってきたので、まずは、マフラーの取り付け口やステーを作り、マフラーの位置を固定する。
ステーは0.6mmアルミ板を曲げて作るのだが、マフラーの径にアールを合わせるのと、フレームに取り付ける角度を調整に難航し、たったこれだけに3時間もかかった。年々、不器用になっていく気がする…
      

リアブレーキペダルの機械的な動きを再現するのは面白い。写真中左上の部品は、別のロッドでリアに繋げるクランク。アルミ板とアルミパイプで作る。ロッドは0.6mm洋白線の両端を潰して形を整え、六角ボルトで留められる様にする。
    
これらを車体に組み込んでみて、マフラーもつけてみると… まぁまぁいい感じ。
    
リアのハブ側のステーも0.6mmアルミ板で加工する。フェンダーのステーやチェーンと干渉しないように長さと角度を調整。
    

フレームからエンジンなどをはずして、リアブレーキ・スピードメーター・クラッチペダルなどロッド系(?)だけをつけてみる。案外面白い。

残りの大きな部品はキックペダルだけ。支柱の部分はキットの出来が良いのでそのまま使用し、ペダル部分は真鍮パイプで自作。適当な径のパイプが無かったので、外形径2.5mm・内径2・0mmの真鍮パイプを2.2mmまで旋盤で注意深く削り、更に0.8mmの穴を開けていく。両端は3mm真鍮棒を旋盤で削りだし、可動できるように支柱に埋め込む留め金も作る。0.2mmアルミ板を幅2mmで細長く切ったものを巻いてバネを作り、組み込んでみた。更にスリットとボルトを追加。
      
これで終わりかと思ったが、エンジンを載せたり降ろしたりしているうちに、適当にキットのまま作っていたキャブが安直過ぎる気がしてきたので、エンジンから切り離して再加工。細部の調整ネジなどを追加した。
        

やることが細かくなってきたので、フロントブレーキは、ステーとワイヤーをつなぐ構造も再現。可能な限り接着しないでネジだけで留めるようにしてある。
    
今まで画像の説明を「上の右3枚目の写真」などとしてきたが、”スマホで見ると写真は並んで見えていないので分からない”との指摘を受けました。スマホを持っていないので分かりませんが、できればPCで見てください。PCでも見え方は様々だと思いますが。

さぁ、後は、塗装をして組み上げればいいだけか?と言うとそうでもない。
アクセルワイヤー取り付け部分、フューエルコック、電装系がまだ残っているし、ここまで手を入れて作ってみると、折角だからチェーンも組んだほうがいいなぁ…となり、そうするとスプロケも作り直しかぁ… ということで、完成はまだまだ遠い先となりそう。

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09.17.

オイルライン・各種ステー & タンク・フレーム変更

WLの左足ペダルはクラッチ。手前に踏み込むとギアボックスにつながっているワイヤーが引っ張られクラッチが切れる仕組みとなっている。極小六角ボルトとナットで可動式を再現。バネは0.4mm洋白線を手巻き。
    
次はリアフェンダーのステー。
1mmの真鍮棒で作るが,フレームにボルト留めするには,真鍮の先端をつぶしただけでは幅が足らずボルトを通す穴が開けられない。そこで,潰した真鍮棒の先に小さな真鍮版を半田付けしてkから形を整えた。また,フェンダー側は0.2mmアルミ板で留め金を作る。留め金のマイナスネジは径1mm。ネジの頭の角張っているので丸く落とす。
    
仮留めついでに,フレームを加工してチェーンアジャスター用六角ボルトをつける。
  
次にオイルパイプの取り付け。オイルタンクに排出口・リターン口を1mmステンレス線と六角ボルトで作成。更に4mmアルミ棒を旋盤で削ってキャップを作る。エンジン側も加工してメッシュパイプの端を真鍮パイプで処理したものを取り付けて見ると,なかなかいい感じ。
   
さぁ、これで完成も近いか…と全体を眺めてみると,最初っから気になっていたタンクの大きさが矢張り気になる。タンクは修正で済まないのでエポキシパテで作り直し。

さらに作り直したタンクをフレームに乗せてみると,全体のバランスとしてフロントフォークが前に出過ぎな感じ… 思い切ってフレームも修正。タンクを乗せ変えて比較してみたが,面倒でも作り直してみて良かった気がする。タンクについているギアチェンジレバーのステーを新に作り,タンクをフレームに載せるステーもつけた。
    
なぁんてやっている時に,1/35イタレリのWLを組み立ててみた。スポークは張り直さないと厳しいものがあるが,その他は薄く削るだけでそれなりに見える。まぁ,まずは1/9を完成させないと…





08.26.

アルミ板で各種ステー&レバー作成 

最近はメッキの塗料も素晴らしいので、いちいち金属加工しなくてもよさそうなのだが、それでも本物の金属の光沢の方が良い感じなので、面倒でもチマチマと細かい部品を加工してみた。
  
まずはプッシュロッドのステー。上写真のロッドの底にある三角形のもの。(ボルト代わりに虫ピンの頭を利用)。シリンダーを留めるボルトにはホワイトメタルの6角ボルトを使用した。

    
ギアチェンジレバーはキットのものもよいのだが、フレームやタンク形状を変更したため、長さなどが合わない。1mmアルミ板を細く切って徐々に形を整えていく。

    
さらに、ギアボックス側のステーを作る。プライマリーチェーンカバーがついていれば見えなくなっている部分だが、実車のギアボックス写真をネットで見つけて、構造を把握してからギアチェンジステーを作った。これも1mmアルミ板を削っていく。小さいので持つ部分を残しながら、また、円形部分を削るガイドとしてパイプを薄く切ったものを貼り付けておく。まぁ、ちゃんと設計図を描けばよいのだろうけれど、現物合わせでどんどん作ってしまった方が自分の場合は速い気がする。
  
雰囲気としてはいい感じだが、連結部分もちゃんと作らないとね。それとギアボックスのステー下方が四角になっているので、円形状に修正した。(上右写真)

    

クラッチ部分もプライマリーベルトがすべってしまうほどツルツルなので溝をつける。
と言っても溝を掘るのは大変なので、0.2mmアルミ板にスジをつけてそれを巻きつける作戦に出た。1mm幅で線を描いたものをガイドとして、アルミ板にカッターで線を入れていく。

      
チェンジレバーのガイド(タンクにつく部分)も自作 。これは0.6mmアルミ板。ステーのタンク側と下方の両方に湾曲しているので、柔らかいアルミ板でないと形を整えるのが大変。さらに0.4mmドリルで穴を開けてから、レバーが動く隙間の形を修正。ちょっと幅が太いか…

折り曲げた跡や傷ついた部分をヤスリで削ると、0.3mm厚と丁度良い感じになった。これを1mmマイナスネジでタンクに留める。チェンジレバーがちょっと長いかな…
       

一つの部品を作るのに数時間かかるので (かかり過ぎ?)ゆったりとしか進行しません。












08.22.

再開 マフラー決定&スプロケ

約10ヶ月も止まっていたWL。停止してしまった原因はマフラーの形状…
前回作ってみてはしたものの、どうも全体的にスマート過ぎる。結局、WLのオリジナルマフラーが一番収まりがいいのか… それとも極端に短いショートマフラー(写真右)がいいのか…
 
上のマフラーを組み込んで比較してみたのが下記。左側のオリジナルは安定はいいが、ボテッとして重過ぎる気もするし… 右のシートマフラーは軽快といえば軽快だが、スカスカという気もする。
 
そこで、その間の長さをとり、ぐねぐねとカーブをつけて全体的に柔らかい感じにしてみた。
 
なかなかいい感じ!? このマフラーは直径5mmのアルミ棒を手でまげて作ってある。
やってみたことのある人は分かるだろうけれど、5mmのアルミ棒って思ったようには曲がらない。しかも、2本のグネグネ曲がり度合いを揃えるのは大変…4時間もかかった。

さて、全体のプロポーションが決まったので、細部に取り掛かる。まずはスプロケとチェーン。チェーンはグンゼの1/8チェーンを流用。それに合わせて1mm厚のアルミ板でスプロケを作成。作成後、ドリルで穴を開けてから中央部分をくり貫き、それをキットのリアブレーキに合う様にヤスリで調整していく。
 
これにチェーンをつけて仮組みしてみると… いい感じだが、プラチェーンの中央に走るラインが気になるので、1コマずつヤスリで削る。写真上が修正前、下が修正後。
 
ちなみに上記写真のタイヤはソリッドタイヤ。(このエッシーのキットには、ソリッドタイヤと中空タイヤのものがあります。写真下の左がソリッド、右が中空)
重いソリッドタイヤを使用すると、今回作成したフレームはひ弱すぎて折れそうな気がするので中空タイヤを使う。

キットの中空タイヤは歪みが大きかったのでドライヤーで熱してから形を修復。かなり熱くしてから先の丸いプラスティック棒でぎゅうぎゅう押して形を整える。そうそう、リム側も中空タイヤに合わせて内側に「でっぱり」をつけた。こうしないと、リムとタイヤの隙間が空いてしまうのです。さて、10ヶ月振りに再開されたWLですが、完成するのでしょうか…

10.09.

エキパイ・ステップ・クラッチ・ディストリビューター・サイドバルブ

久しぶりの制作。
制作が止まっていた理由はエキパイの形状をどうするか…で悩んでいたため。
結局、軽快な感じにするため、ボディー真横に2本出しすることにした。
5mmのアルミ棒を手曲げで形を整えるが、これが結構大変。
ペンチを丸く削った道具を作成して、アルミに傷がつかないようにして無理やり曲げた。
    

ステップは、金属で自作してもよいのだが、Harley Davidsonのロゴが捨てがたいので
キットのものを薄く削った。
また、ステップのステーが貧弱なので金属に置き換え、ネジ留めできるようにする。
1mm真鍮線と、1.4mm真鍮パイプとネジ(ヘッドを落とす)を半田付けして作成。
更にステップを取り付けるステーを加工。これもネジを組み込んだシャフトを作る。
      

クラッチは、20mmアルミ棒から削り出し。5mm洋白線を巻いてバネを作り
極小六角ボルト&ナットでとめる。極小ボルト&ナットは最近手に入りにくいですよね…
さらにクラッチケースに入れて、1mm真鍮パイプで留める。


次はディストリビューター。
本体は10mmアルミ棒から削りだし、0.4mm洋白線でキャップ留め具を作る。
キャップトップの凹み合わせる形状に曲げるのに一苦労…
そのステーをディストリビューター本体にとめる金具部分は、0.1mm洋白板を
1mm幅の短冊状に切り出して形状に合わせて曲げる。それを0.5mm六角ボルトで留める。
三角のステーはホワイトメタルの塊から削りだして作成。
0.8mm真鍮パイプに0.4mmの穴を開けて、ワイヤーを通す。
案外良い感じに仕上がった。


そして、WLエンジンの"きも"であるサイドバルブを作る。
3.6mmアルミパイプと3mmステンレスパイプが基本だが、4mmの六角ナットに
3.6mmの穴を開けるのは流石に大変そうなので、パーツを分割して作ることにした。
ただ、その場合にバルブに傾きが出てしまいそうなので、
ネジ部分の周囲に真鍮パイプを通し、その上にアルミパイプやステンレスパイプを
取り付けることにした。適当な径の真鍮パイプがないので、
旋盤で削って直径2.6mmと2.2mmのパイプを作る。
    
まぁまぁいい感じです。












02.26.

旋盤で部品を削り出す

オイルタンクを15mmアルミ棒から削り出し、サイドに軽~く丸みをつける。
ネジを埋め込みボルト留めできるようにし、ステーは0.2㎜真鍮版を曲げて作成。
  

シートのバネは0.8mm真鍮線を円錐状に巻き、前部分の留め金も真鍮版で制作。
ボルトは六角ボルトをホワイトメタルで型取ってもらったものを、1つ1つ整形。


エンジンを吊るす金具はアルミ板。eBAY UKで購入した極小六角ボルトとナットで留める。


エアファンネル、クラッチケースとプライマリーベルト用の部品も旋盤で削りだす。
 
  

大きめだったフューエルタンクを整形。丸みが有り過ぎた部分もすっきりさせる。
仮組みして全体像を見てみる。ちょっとフロントが長い?  まっ いいか…













02.15.

Triumph 3H 1/35 を撮りなおしてみた。

カメラのオートフォーカスが壊れて不便… と思っていたが、
マニュアルでピントを合わせられるようになってきたので、
昔作った極小バイク(1/35)を撮りなおしてみた。
マニュアルの方が小さいものにピントを合わせやすいと感じるのは気のせいか…?


1938年 Triumph 3H 350cc 単気筒。キットはSwash Design。なんと言ってもキットが凄い!
     

塗装の厚みを考えずにフレームを作ったので太くなり過ぎてしまったし、塗装自体もボッタリしてしまい、
華奢な感じが出ていないのがちょっと残念。再度、作ってみようかと思案中。
ブレーキ・クラッチレバーは0.1mm洋白板を折り曲げて実車同様に作ってある。

          

今のSwash Design のキットには素晴らしいエッチングのスポークが付属しているが、
このモデルが発売された頃には、ちょっとエッチングスポークが太かった。
そこで、アルミ棒から旋盤でリムを削りだし、0.1mmの洋白線でスポークを張った。
エンジンフィンは0.2mmのアルミ板を積層。











02.12.

完成

1/8 CB750 やっと完成しました。
途中で制作が止まってから再度組み立てはちょっと厳しいものがありました。
やはり一気に作らないといけませんね。


 

  
 










02.11.

外装取り付け前

完成間近で横転。エンジンに金属パーツ多用のため自重が結構あり、フロント周辺が破損… 
やっと修復が終わったので、後は外装を載せるだけ。
  


外装がつける直前の状態は、実車のレストア気分を味わえる。  
   

何事も起こらなければ、明日に完成するはず…
 






01.29.

デカール作成

完成間近と思っていたのに、サイドカバーのエンブレム作成に手間取った。
キットのデカールは、周囲の金属(銀)になる部分がなんと”肌色”!
AIRFIXのキットのものは、デカールではなくて立体感があるエンブレムとなっている!
"750”の数字もちゃんと掘り込まれている… のに残念なんことに大きすぎ…
      
仕方がないのでアルミ板にデカールを貼ることにした。アルミ板にはデカールが貼れないので、
サーフェーサを吹いてデカールを貼り、エッジだけ磨き出すという作戦。

日頃イラストレーターなんて使わないから作図の方法を忘れている上に、ヴァージョンも”10”。
輪郭だけはオートトレースができるが、細部は全て自分で描かなくてはならない。
数時間もかけて、やっとのことで作図完了。
  
出来上がって他のエンブレムと比較している時に、左右のエンブレムで羽の方向が違うことに気がつく。
全図を反転するだけではダメで、文字は左から読めるようにしなくちゃならない。
メタリックゴールドとメタリックシルバーの色分けをするために、レイヤーを分けて…とか結構面倒くさい。

      
白・金・銀のデカールを作るには、アルプス電気のプリンターを引っ張りだしてこなければならない。
イラストレーターのヴァージョンも、アルプスMD-1500もWindows XPでしか動かない… あぁ~ 面倒… 
PCも引っ張りだし接続し(しかもUSB接続ではなくSCSIケーブル)やっとのことで、さぁ印刷!
っとなって今度は透明デカールの買い置きが無いことに気がつく… 長い間サボっていたからね。

買いに行くのも面倒なので、予備にとっておいたタンクのデカールの狭い空白に、無理やり印刷。
更に、ちょっとだけ余った空白に、シートの後ろにつくHONDAのロゴを作成して白で出力。

ちょっと気分転換に、アクセルワイヤーの調整部分を作る。
六角棒のようなものにワイヤーを通すのだが、2mmのアルミ丸棒を六角に削り出していく。
ナット程度の幅なら”よれ”はごまかせるが、5mmもの長さがあると、面をきちんと出すのは難しい。
パイプ部分が直径1mm、六角部分が直径(?)1.5mmのこの部品を作るだけで2時間もかかった…

    

そして、写真を撮っている時にカメラのオートフォーカスが壊れる。
とりあえずマニュアルモードで撮影したが、部品が小さくて焦点を合わせるのが大変…
部品作成ではなく機械と格闘した日でした…





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