05.06.
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01.24.
オイルライン ・ 仮組み
Vincentの特徴であるエンジン周辺のオイルパイプを作る。
メッシュパイプは両端を真鍮パイプでおさえ、他のパイプは1mmの洋白線で作成。
接合部分は”さかつう”の六角フランジを使用。
タンク左側から左右のキャブにガソリンが回るようにT字形のパイプがある。
これも洋白線で作るが、T字になるように0.5mmの穴を開け、ハンダ付けする。
フューエルコックは真鍮パイプと六角ナット、フランジを組み合わせて作成。この当時のフューエルコックは、プッシュ式でガソリンを止めるようになっているので、その部品は洋白棒を旋盤で削り出して作った。
オイルパイプをエンジンに取り付ける前に、Vincentのロゴがあるプッシュロッドカバーの形を整える。というのは、キットのカバーは本来円形であるはずなのに、ホワイトメタルにキャスティングする際に楕円形に酷く歪んでしまっているからだ。と言っても、歪んだものを直せないのだが、前回でちょっと触れたようにイギリスからキットの一部だけを安く購入できたので、そのスペア部品のエンジンヘッド上部のカバーを切りとって成形し、歪みの少ない部品を使用することにする。
そのプッシュロッドカバーとオイルパイプを取り付けてみる。プッシュロッドもアルミで作っていたものを、2.5mmのステンレスパイプを入手して置き換えた。
後でエンジンを塗装するため、全ての部品は嵌め込んであるだけだが、なかなか良い感じ。
キャブも仮組みして、取り回しが複雑になるオイルパイプが互いに干渉しないかチェック。
ほぼエンジンが完成。
さらに、エキパイを取り付け、ホワイトメタルのタンクも載せてみた。レジンのタンクで作ってきたけれど、全体のバランスを見るにはメタルの方がよい。このタンクもスペア部品より作成。
強度を考えて作ってきたかいがあって、重たいエンジンを載せても自立している。
このまま塗装しないで完成とし、もう1台作って塗装と未塗装の2つにしようかなぁ~とか思うけれど、更に1年かかっちゃうしねぇ…
ステップ類とブレーキのステーを作りながら考えることにしよう。
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