05.07.
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05.25.
各ステーの修正
模型の重量があるので、接着剤での接合では心もとないため、可能な限りボルト留めにする。まずはシリンダーヘッドとフレーム(オイルタンク)との接合部分。六角部分が1.6mm、ネジ部直径1.2mmのボルトを使用し、1.6mmステンレスパイプを間に挟んで留める。接合部分の部品形状も薄くて簡単に歪むので、ハンダを盛って強化する。
フレーム(オイルタンク)後部のステーも薄いホワイトメタルで簡単に曲がってしまうため、内側に0.2mm厚の真鍮板で同じ形を作って補強。組み合わせたらエッジをハンダを流し込んで接着。
フレームとシリンダーヘッドとの接合も六角ボルトを使うが、適当な長さのものがないので、真鍮パイプと六角ボルトを組み合わせて自作。
2つのシリンダーは走行中に冷却する際、後側のシリンダーも冷えるように少々ずれた配置になっている。キットのものは、シリンダーは実車通りだが、フレームを取り付ける部分が前後とも同じ形状のため、そのまま組むと、オイルタンクが進行方向に対して斜めになってしまう。そこで、接合部分の部品を実車と同じになるように加工。
エンジンにしっかりとフレームがついたため、次にフロントフォークが取り付けられるように加工する。キットのままだと、ステアリングが固定されてしまっているで、可動できるようにフレームからステーを切り離す。
切り取りる道具は、0.1mm厚の洋白板に、はさみでギザギザを入れたもの。歯が鈍くなったら新たに切れ込みを入れればよいだけなので、使いがってが非常に良い。ステーの穴も中心からずれているので、ハンダで埋めてから穴をあけ直す。
フロントフォークのステーは左右の長さが微妙に違っていたり、角が落ちていたりするので、ハンダを盛って修正し、六角ナットで留められるようにボルトを埋め込む。
フォーク側のステーを修正し終わったので、今度はフレーム側のステーも修正する。こちらは大幅に長さが足らないので、両端にハンダを盛って形を整える。真鍮パイプで自作するほうが、真円も出るしボルト留めするための穴も真っ直ぐになるので、その方がよかったか…
フロントフォークは、板に穴を開けてガイドを立て、垂直を出せるように穴をあけ直す。
時々「小さな六角ボルトやナットはどうやって手に入れているのか?」と聞かれるが、eBayなど海外のオークションで古い鉄道模型用のものを買うことが 多い。M0.8~M1.4はなかなか見かけないので、見つけ次第買っているが、ヘッドの大きさ、ボルトの厚みなど様々。
日本製のものが精度もよいけれど、もう生産されていないのでしょうか?見かけませんね。どなたかご存知ですか?
さて、またまた必要なボルトは真鍮パイプやステンレスパイプと組み合わせて自作し、フォーク全体を組み立ててみる。なかなか良い感じ!
今度はリアのスイングアーム。Vincentは、初めてリアのサスペンションを採用したバイク。それまではリジッドフレームで地面からの振動は吸収されていなかった。
さて、キットのスイングアーム、形状はなかなか良くできているのだが、三角になる角度が30°とちょっと鋭角。35°が正しいらしい。また、ホワイトメタルのフレームでは、とても重量に耐えられそうになので真鍮線に置き換える。直径2.5mmと3mmのものを使うが、2.5mmもあると先端部分を潰して広げることが難しい。(実車はフレームがパイプ状なので潰せているようだ) そこで真鍮板をハンダづけして成形することにした。
置き換える真鍮棒は、両端を削って、キットの部品に差し込むように作る。差し込む部分を長めにしてあるので、利用するキットのホワイトメタルの部分の強度も確保できる。
組み込んでみると、なかなかいい感じになってきた。全体の形を見るために取り付けたリアショック(前後逆についていますね) は、間にもう1本入るのでこのままでは間隔が狭すぎます。(スイングアーム側のステーの外側に両方ともつくようにする)
しかし、1つひとつの部品修正に時間がかかり過ぎる~
一体、完成までどれほどの時間がかかるのだろう…
そう言えば、このBig6のキットは Vincent Black Shadow にした。RAEと両方作るのはかなり大変そうなので、まずはこちらだけ。
05.06.
仮組み & 計測
RAEとBig6(右側)のシリンダーを比較すると、高さが若干違う。さらにBig6のシリンダーヘッドは大きく歪んでおり、プッシュロッドと取り付け部分の高さが全く違ってしまっている。
仕方が無いので、一体成形となっているプッシュロッドカバー(円形の部分)を切り落とし、その台となる部分にハンダを盛り付けて修正した。とりあえず、オイルタンクが上部にきちんと組み込めるようにはなった。
エンジンの修正ついでに、マグネトーカバーも修正。これは丸みの部分以外、エンジンのボルトを避ける窪みの位置や形状が全く違っていてエンジンにきちんと付かない。ハンダを盛って修正するが、ホワイトメタルが薄いため、熱で溶けないように慎重に作業を進める。
仮組みを始めてみると、まずフロントフォークの左右の形が違うのに驚かされる。左のフォークの先端部分約2cmほどが、後方に曲がってしまっているのだ! B-Rapideのガーダーフォークに替えてしまえば問題はないが、Big6はBlack Shadowに、RAEをB-Rapideにする予定(RAEの方がホワイトメタルの質が良いため、メタル部分の多いB-RapideをRAEにする)なので、曲げたりハンダを盛ったりして何とか修正する。
その後も、仮組みの写真を撮りながら、修正箇所を見つけては手を加える。タンクも 2mm ほど高さを低くした。
タイヤサイズとホイールベースはVincent社から正確な数値が出ているので、それに合う実車の真横からの写真を探しだし、それと仮組み写真とを比較する。ボルトの位置などポイントとなる部分から長さなどを比較してみると、だいたい大枠の形が取れてきたようだ。
ただ、重い模型を自立させるには、ホワイトメタルのスイングアームは真鍮に置き換えたり、接合部分の強化を図るなど、まだまだ先は長そう…
04.29.
Vincent HRD 実車と模型
新型コロナ対策による在宅ワークにもやっと慣れてきました。最初は時間のやりくりができず仕事一辺倒になってしまいましたが、ようやく余裕が出来てきたので模型を作ります。そして、今までは備忘録的なブログでしたが今回は実車やキットについての説明もしていきます。
ヴィンセント社のモーターサイクルと言えば、このVincent Black Shadow が最も有名。
模型のキットもこのモデルしかない。1948年に製造されたBlack Shadowは、1969年にHonda CB750が世に出るまで、世界最速のバイクであり続けたことが、人気の理由の1つかもしれない。(そのCB750 のタンク形状は、Vincent Black Shadowのそれに酷似している)
自分の知っている Black Shadowのキットは、1/18 SMTS、1/12 Matchbox(後Revellから再販)、1/9 MFH(2種類)、1/8 Big6、1/8 RAE がある。1/8 のRAEはBig6と同じものと日本の輸入代理店Make Upの記事に出ているが、後述するように実際には全く別の金型で作られている。
さて、この人気のBlack Shadowなのだが、いざ模型を作ろうとすると、どういうわけか違うヴァージョンにしようと思ってしまう。前回の1/12はRed Rapideと呼ばれるものにしてしまった。そして今回は、Black Shadow(SeriesBとSeriesCの両方がある)のもととなったSeries B にしようと思う。その写真がこれ。
Series B は、ほとんどが黒タンクであるが(MFHの1948年もそのモデル)、Vincent社の最初の構想では、Series Aと同じ黒に塗装していないステンレスのタンクであった。(1936年に出されたSeries A はこちら。美しい! エンジンはめっちゃ複雑 )
ところで、Black Shadowではタンクマークが Vincent になっているが、RapideではHRDとなっていた。(上部に小さくVincentと入っている)何が違うのか…
HRDは、1924年に、マン島TTレースで優勝したライダー、Howard Raymond Davis が立ち上げた英国の会社。しかし経営難となったため、1928年にPhilip Vincent が会社を買い取り社名がVincent HRDとなった。(下記の本を参照)また、その経緯はタンク上部のマークの変遷を見ても分かる。タンクマークは古い順に左から、HRDがメイン、Vincentがメイン、右ではHRDが無くなっている。HRDの名称を次第に無くしていったのは、HDがアメリカのHarley Davidsonを思い起こすからという理由らしい。
さて、キットに話しを戻すと、MFHから出ている1948年式はB-RapideのBlack Shadow仕様なので、これをステンレスタンクにするだけで、作ろうとしているものが作れそうだが、残念なことにMFHのタンクはメタル素材ではないので、ステンレスタンクとするのが難しい。
そこでタンクがホワイトメタルで出来ている Big6(Series C)を改造して作ろうというわけだ。
語り始めたついでに、RAEとBig6の模型がどのように違うか比較してみよう。
まずはタンク。(比較写真は左がRAE)レジンとメタルの違いだけではなく、RAEは長すぎる。実車の計測から1/8サイズにすると、BIg6の長さが丁度よい。(ちなみにBig6は、ヴィンセント オーナーズ クラブの会員のためにこの模型を作った)
ただ、Big6もタンク後部(シート側)の形状が絞られ過ぎ。また、フロントフォークはRAEが短いが、エキパイの長さは BIg6 は1.2cmも短い。実車にしたら 約10cmも短い!
エンジンも比較してみると、RAEが小ぶりであるだけでなく、左サイドの円形部分がRAEは丸に近く、BIg6は縦長。(ちなみに、1/9 MFHのキットは申し分ないのだが、この部分が完全な円形になってしまっている)また、右サイドのVincentのエンブレム位置が下にある。実車と比べると、RAEの大きさ、形状がほぼ正しいようだ。
部品構成で驚くほど違うのが、ハンドルとシリンダー。RAEのハンドルはメッキされているが、ほぼ一体成形。BIg6は、レバー類を全て実車通りに取り付ける仕様になっている。だが、ハンドルバーが太すぎる??
一方、シリンダーはRAEがフィンを1枚1枚積層し、上部もプッシュロッドカバーも別部品となっている。上部の形状や作りはRAEのものが断然に良い!
ただし、Big6の1体成形のエンジンフィンは、積層と遜色ないくらい深く、リアルなものとなっている。(次の写真で見比べても、それほど違いがない)
また、リムはBig6はアルミの挽き物で素晴らしい!これにスポークを張る仕様となっている。RAEはエッチングスポークを挟む仕様。制作する時は、別途リムを用意した方がよかもしれない。
その他、細かい点も上げれば、かなり違いがある。両方とも作りがいがあるので、同時進行し、RAEをBLack Shadowtとして仕上げることも考えなくはないが、ちょっと大変そう…
とりあえず、形状の大幅修正が必要そうなガソリンタンクを弄くってみた。
まずは、左右に分かれたタンクと、別部品になっているタンク後部の突き出る部分を、ハンダ付け。さらに前部と後部の形状が崩れているので、ハンダを盛って成形する。キットのホワイトメタルが分厚いので熱がなかなか伝わらず、時間がかかった。
ハンダを盛った後、ヤスリで成形。丸みが有り過ぎるのでサイドを平らに削り込み、さらに前方下部も丸みがあるので、平らに削る。ホワイトメタルを大きいヤスリでガシガシ削るのは結構勇気がいる。それでもやっと何となく形になってきた。
いつもは、フレームからバイク模型を作り始めるのだが、Vincentにはフレームがない。ガソリンタンクの下にオイルタンクがあるが、そこにフロントフォークとエンジンが吊る下がるように付く。さらにエンジンにリアのスイングアームが付くという特殊な形状。そこで、まずはタンクを作り、次にオイルタンク、エンジンと作っていくことになるわけだ。
総メタルのこのキット、完成すると1.3kgにもなります。さぁ、どうなることでしょう…
03.28.
完成
03.22.
組立て
03.06.
ブレーキロッド ・ ペダル類
1969年式のフロントブレーキは、ディスクブレーキではなく、ドラムブレーキ。
ツインリーディング構造なので、見た目はメカメカしく工作も楽しい。
0.5mm厚のアルミ板を折り曲げ穴を開け、六角ボルトで留め可動できるようにする。
ワイヤー(写っていないけれど)とのコネクション部分は、2mmのアルミ棒に0.6mmの穴を貫通させて作成。
エアスクープの部分に穴を開けて金属網を張ると、なかなか良い感じになった。
リアブレーキの可動部分も同じように作る。
キックペダルとギアチェンジペダルには、ロッドへの取り付けのための六角ナットとボルトを付ける。
全部真っ黒になっているけれど、組み立て直前にはメッキ塗装の予定。
段々と完成に近づいてきたので、タンクの塗装をし、イラレで自作したデカールを張ってみた。う~ん タンクは黄色より橙色の方がいいかなぁ… 考え中。
ギアボックスの位置調整の部品を作る。ネジを固定する部分は、3mmアルミ棒を四角に削り、旋盤に銜えさせて穴を開ける。ロッドを受ける部分をネジに半田付けして完成。
細かい作業が続くので、完成しそうで、なかなか完成に至らない…
02.24.
オイルライン ・ フューエルコック
エンジンへの取り付け部分は、2mm径のアルミ棒から削りだし、それに0.7mm真鍮パイプを取り付ける。六角ナットはアドラーズネストのもの。
フューエルコックは径2・4mm、2mm、1.6mm、1.2mm の真鍮パイプの組み合わせで作る。
コック部分は1mm真鍮棒を平らに削って成形したもの。1mm厚の真鍮版よりも、真鍮棒から削りだした方が丈夫なのは何故だろう?でも経験的にいつでもそうなる。
その端をさらに薄く削り、切れ目を入れた真鍮線に取り付ける。
パイプは、0.7mmの真鍮棒を、1.5mmのメッシュパイプ (これは素材が非常に良いのに、今は売っていない気がする。サカツウの繊維チューブは硬いしね) に通して作る。
エンジンが大体完成。
02.11.
シート・オイルパイプ・キャブ・メーター
形状を優先したら、シートが薄す過ぎてしまった。実際に乗ったらお尻が痛そう…
Nortonのオイルタンクには、ブリーザーも含めてパイプが沢山付く。
69年式だと、エンジン左側からオイルタンクにオイルが戻るラインがある。
パイプと接合部分は、メッシュパイプとアルミ棒を組み合わせて、それらしく作る。
エンジンヘッドのオイルラインを作る前に、ヘッド部分のパネル(?)をアルミ板で作る。小さいので図面を描かず感覚だけで作っていると大きさが揃わない…
ボルト用の穴の間隔をそろえて、ピンに刺して形を整える。エンジンのフィンも薄く削り、雰囲気は良い感じになってきた。
また、キットのディストリビューターがただの円筒になっているので、これもアルミ棒から削りだし、ステーに六角ボルトで留められるようにしておく。
キャブレーターに、調整ネジとボルト、ガソリンパイプの取り付け口などを足していく。
カフェレーサー仕様なので、エアファンネルを旋盤で削り出して取り付ける。
写真の左側がキットのもの。右側がいろいろ付け足した状態。
メーターは、7mmアルミ棒から削りだす。取り付けステーは1mm厚のアルミ板。メーターとステーは0.6mm洋白線で取り付け。(写真の黒いプラスティックはキットのもの)
別キットから代用したクリップオンハンドルは、ぼってりしていたので形を整えた。
アルミを結構使っているので、重量が重たくなってきた…
01.17.
1/8 Norton Commando 制作開始 キットはHeller
ということでササッと作るはずでしたが、積層エンジンから作り始めたところシリンダーヘッドがかなり妙なことになっていました。写真を撮り忘れましたが、ヘッド下部とヘッドのサイドが実車の写真(プラグがついている写真)とまったく違います。そこで、アルミ板で似たような形を作ります。
それをエポキシパテに埋め込み、周囲を削るという作戦に出ました。パテを盛り過ぎで不安でしたが、まずまずのできです。ただ、この作業をすることで最初のコンセプト”ササッとつくる”が完全に吹っ飛びました。そこでシリンダーを留める六角ボルトも厚みが薄過ぎるキットのモールドを削りとり、高さのあるボルトを六角プラ棒から作り置き換えます。
エンジンやギアーをフレームに載せるステーには、六角ナットでネジ留めできるように加工します。適当な大きさのボルトやナットがないので、M1.2のプラスネジの頭を切り、ネジ部分だけを真鍮パイプに埋め込みます。シリンダーヘッドの上部もネジ留め仕様に変えてあります。
次に、アボックスカバー。キットのものは表面が平たくなっているのと、カバーの取り付け角度が違います。そこでこれもエポキシパテを盛って修正。カバーはアルミ棒から削りだし、ボルトは直径1.2ミリのボルトヘッド(アドラーズ製)を埋め込みます。
いつもの過程と作業順番が違いますが、次にスポーク張り。キットのリムを使用しますが、リムにニップルの取り付ける丸の部分を残します。それ以外はいつも通りの作業。
ニップル部分も、ハブ側のスポーク取り付け部分もきっちりと仕上がって満足ですね。
タイヤもボルト留めにしたいので、そのボルトも自作します。2.8mmの真鍮パイプにネジ部分を半田付け。斜めにならないように調整するのが面倒ですけれどね。そしてフロントフォークを留めるボルトは、少々細いため、ネジ2本を半田付して作成。
シートは後部の形状が違い、リアフェンダーと干渉するので、その部分を削りとり、モールドを作成。リアサスのバネは0.8mm洋白線を手巻きし、これも六角ボルトで留められるようにします。またフロントフォークはプラでは強度が怪しいので中心に真鍮棒を入れ、ブーツも足してあります。
だいたいの部品がそろったところで仮組みをします。大きな修正をしていなくても、全体のバランスはいい感じですね。でも、タイヤがゴツイか… それと、アップハンドルよりもクリップオンの方がいいよね… と思ってセパハン仕様で仮組すると、シートの高さ、形状が気になります。
そこで、厚紙でリアカウルを試作して載せてみました。ちなみにタイヤも別キットのものに変えてスッキリです。
横からみてメーターから後方にかけて傾斜したラインを想定し、エキパイの跳ね上がりとのバランスがなかなかよいと言えばよいのですが、う~む…
実車でもカスタム化したノートンコマンドのリアカウルってバランスが良いものって少ないですよね… シングルシート仕様のものは、シートの幅があり過ぎて、ボテっと見えますしねぇ…
11.05.
Vincent Red Rapide 1/12
以前に作った 1/12 の Red Rapide の制作過程を見直しがてら、写真も撮り直して見た。
自分で言うのも何だけれど、1/12にしては、結構良く出来ている気がする。
Vincentはフレームがなく、エンジンを中心に部品が組み立てられている。
そのエンジンは、アルミ板でフィンを作り、そこに複雑なオイルラインを足していく。
シート・タンク・ヘッドライトの形状をエポキシパテで整形する。
リムとハブはアルミから削りだす。
さらに、キャブのフロートをアルミ棒を旋盤でひき、バッテリーステーも作成。
リア周辺の部品を作っておいて、エンジン上部のフレームに取り付ける。
フロント周辺のステーは真鍮に置き換え、全てをボルト留めできるようにする。
ヘッドライト、メーター周りはアルミを旋盤で加工。
ナンバープレートのステーはアルミ棒に0.3mmほどの隙間を作り、これもボルト留め。
全体のバランスがだいたい整ったところで、フェンダーステーを真鍮で作成。
エンジン両サイドのカバーはホワイトメタルに置き換えています。