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クラシックバイクを中心に、細部に拘ったバイク模型の制作記録  

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05.19.

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  • 05/19/22:08

09.02.

レバー類・バッテリー・フューエルコック・チェーン・メーター

ブレーキやクラッチレバーをハンダを盛って作ることにした。
薄いホワイトメタルの切れ端に、メタルを溶かさないように低温でハンダを盛っていく。
ある程度、盛ったら鉄やすりでガシガシ削っていく。
途中、成形するのに盛りが足らない部分(赤丸)にハンダを付け足し(黄丸)、更に削っていく。1937年頃のレバーは非常に細長いので実車写真を見ながら形にしていく。



ハンドルに取り付けるステーもハンダ盛りで作成し、レバーを取り付ける部分は洋白板をハンダ付け。ところが、ハンドルに六角ボルトで取り付ける部分の位置が違うことに気がついた(赤丸)。ステーに対して垂直に2箇所ネジで留める部分を付け足した。(黄丸部分がその完成箇所)



チョークレバーは真鍮のワッシャーにハンダを盛ってお椀型の原型を作り、さらにレバー先端の球体を作れるようにハンダを盛る。全体を溶かさないように盛るのが難しい。
盛った後、鉄ヤスリで球体になるように大体成形し、紙ヤスリなどで形を整える。
ワイヤーの取り出し口を付けるのが難しいので、これもワッシャーに洋白線をハンダ付けして作成した。


ブレーキ、クラッチ、デコンプ レバーを作り、ハンドルバーに取り付けてみる。
時間をかけただけあって、なかなか良い感じ。



バッテリーボックスの本体は0.2mm厚の真鍮板を折り曲げて作成。留め金は洋白板。
バッテリーを固定する部分をわざわざ可動させる必要はないのだが、実車と同じ構造にするときちんとネジ留めができるように可動する。
六角ボルトを通してある円柱は直径1.5mm程度のアルミ棒だが、適当な径の素材がなかったので旋盤で作成。
バッテリーそのものも、もうちょっと加工しないとね。


フューエルコックには六角柱が使われているので、アルミ棒をヤスリで削って六角にする。
六角柱ができたら、穴を開けてコックとパイプが取り付けられるようにする。
小さな部品だが、仮組みしてみると旧車の雰囲気がいい感じで出てくる。


チェーンはいつものようにエッチングチェーンを組んでいく。
ただし今回はローラーを自作せず、タミヤの1/12のチェーンセットのローラーを使用した。
(ローラーだけを2台分オークションで出品していた人がいたので落札。誰も他に入札しなかった笑)
チェーンを組む時に使用するのは志賀昆虫の虫ピン。昆虫針4号(直径約0.5mm)を使用するが、ピンの頭が丸くて大きいので、面倒ではあるが1本ずつルーターに咥えて削る(黄丸)。
ピンを通したら、ペンチ(100円ショップなどでいい加減にできていて、支点の近くに隙間があるもの)の根元で押しつぶす。(虫ピンは硬いので叩いてかしめることができないから)
潰した後、その部分をルーターで削っていくが、チェーンのコマが外れないように突起を残して削る(オレンジ丸)。最終的に角は落とす。
 


写真左が虫ピンの頭側。その右隣がルーターで削った側。
今回、既製品のローラーなので、チェーンが全くよれずに真っ直ぐに組み上がった。当たり前だがローラーも美しい。



スプロケは、キットの歯をローラーに合わせて削るだけでピッタリに出来上がった。
ただし、プラのスプロケは厚みが足らないので、チェーンちょっとだけ捻れてしまう。



タンクの上部にあるメーター、スイッチ類に取り掛かる。
一番上から、パネルライトスイッチ、左がアンメーター、右はオイルゲージメーター、下がライトスイッチとなっている。
メーターとスイッチのベース部分はアルミ棒から旋盤で削り出し、ライトスイッチは、真鍮棒にハンダで突起部分を付け足した。
スイッチ類を付ける菱形のベースは1mm厚のプラ板。これをタンクの曲面に合わせて作成。


ハンダを盛って作ったタンクの下面は、0.6mmアルミ板で作成し、ゼリー状瞬間接着剤で取り付けた。










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