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クラシックバイクを中心に、細部に拘ったバイク模型の制作記録  

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05.19.

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  • 05/19/22:43

01.21.

シート・フェンダーステー・スタンド・エンジン

中央が膨らんだシート用のバネを作る。丸木を削って中央を膨らませた型を作り、そこに0.8mm洋白線を巻いていく。巻き終わったら真ん中でポキッと折り、型にした木を取り除く。その後、成形してバネの出来上がり。フレームに留める部分はM1.6のネジをハンダ付けした。


キットのシートは非常に良い形をしているが、高さが少しだけ足らないので、0.4mm厚のアルミ板を足した。黒革を張り、留めネジを埋め込んでシートの出来上がり。


リアフェンダーステーに、グリップとマフラーのステーを取り付ける部分を作るため、ステーそのものを真鍮線で作り直す。真鍮の先はニッパの付け根で潰し、ハンダを盛ってから整形し、フレームに六角ボルトで留められようにする。(フロントステーは0.2mm厚の真鍮版を付け加えた)プラスチックのフェンダーに直接真鍮のステーをボルト留めするのは強度が心配なので、フェンダーに取り付ける部分は真鍮版をハンダ付けした。
さらに、ステーの途中に0.8mm真鍮パイプをハンダ付けし、グリップを取り付けられるようにする。


ホワイトメタルのエンジンとタンクでかなり重くなっているので、車体をしっかり支えるためにスタンドを3mm真鍮棒で作り直す。フレームとの接触部分とバネを引掛ける部分なんて目立つところではないけれど、実車同様に作った。

チェーン引きのボルトが取り付けられるように加工したフレームに、以上の部品を組み込んでみた。


フレーム関係の修正が終わったので、エンジン細部に取り掛かる。
まず、シリンダーをボルト留めできるようにし、さらにプッシュロッドとオイルパイプを自作する。プッシュロッドはΦ1.8mmとなる計算だが、丁度よい素材が無かったため、以前に作ったVincentのフェンダーステーの余りを利用した。
オイルパイプは0.8mm洋白線。オイルパイプが外側を這い回っているエンジンは、ヴィンテージバイクの魅力の1つ。


次にマグネトーを取り付ける留め金を真鍮版で自作する。六角ボルトを通す部分はΦ1.5mmほどのアルミ棒。


マグネトーについている様々な細かい部品も真鍮で自作。
エンジンに取り付けてみたら、留め金を合わせる部分がキャブと干渉したので修正する。
エンジン右のカバーもキットのものではネジ穴の位置が内側過ぎるのでアルミ棒から削り出し、プラスネジを埋め込む。

エンジンに細かい部品を取り付けてみると、なかなかいい感じ。


外装以外を組み込む。


さらに大まかな外装も取り付けてみる。

だんだん完成に近づいてきた。






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