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クラシックバイクを中心に、細部に拘ったバイク模型の制作記録  

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05.19.

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  • 05/19/23:56

08.22.

Triumph Tiger80 1937 1/9

Trimph 3H を 1/35 で作ったことがあるが、今回は、Esciのキットを使ってTiger 80 にすることにした。プラモデルとしては軍用の3HWが有名であり、ほとんどデカールを変えただけの民間の3Hも発売されたが、箱絵にある色の実物写真を見かけたことがほとんどない。ネット上で見つけられた写真は1枚だけである。黒フレームに赤のタンクマークのものは時々みかけるのだが…
  

さて、Tiger 80 は、トライアンフ社に移籍してきたエドワード=ターナーによる洗練されたデザインで、それまでのモデルに、エンジン上部シリンダーヘッド、マフラー、ハンドル形状の変更をほどこし、メッキパーツも多様されている。Tiger 80(350㏄)は、スポーツモデルということで1937 年に発売されたが、翌年にそのツーリングモデルとして 発売されたのが 3H だ。(ちなみに2H(250cc)・5H(500cc)はそれぞれTiger70・Tiger90に対応)
Tiger80は 3Hと比べて、メーターなどの計器類はタンク上部に設置され、マフラーはアップになっており、いかにもスポーツモデルらしい。
 
マフラーはアルミ棒で置き換えることにするが、シリンダーヘッドの修正は少々困難だ。というのは正確な形状が分かる写真が無いからなのだが、eBAYでシリンダーヘッドが出品されているのを見つけ、やっと正確な形状が分かったので今回制作に踏み出すことにした。
 

Esciのキットはほぼ正確なので、安心して仮組みをしていく。フレームの形状・長さは、実車写真と合成してみてもピッタリ! ただ残念なことに、軍用タイヤのままなので、これではスポーツタイプにならない。とりあえず他のプロターのキットから適当なものを仮組みしてみた。


タイヤさえ替えれば、ほとんどそのまま組めるかと思ったが、エンジンが垂直につかないし、ギアーボックスも前上がりになってしまう。仕方ないのでステーを作り直す。仮組みのやり直しがきくように今回も六角ボルトとナットで留める。またタンク上部が平ら過ぎるので軽くパテ盛りし、ライトハウスも軍用のままでスイッチやメーターが付く仕様となってしまっているので、それらを削り取る。

細かいことだが、フロントフェンダーのフォーク部分の逃げ幅が広すぎるので、そこも修正する。

そして、シリンダーヘッドの修正。
オーナーズマニュアルを読むと、基本的構造は3Hと変わらないため、キットを削ったりパテを盛ったりして修正する。


シリンダーヘッドにつく金属版は、アルミ板で自作。取り付け口は真鍮パイプを埋め込んで作成。ロッドは丁度よい太さのものがないので、先のVincentのフェンダーステーを加工した。
 

いい感じで出来てきたが、クロームメッキのタンクが問題。
キットのタンクをメッキ塗装してみたが、全く感じが出ない… どうするか…




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